プラモデルのモンキーをより良い仕上がりにする方法

モンキーのプラモデルがありますが、それをそのまま組み立ててもそれなりにリアリティのある仕上がりにはなります。ですが、それでは物足りない、あるいはもっと本物に近づけたいといった場合にはやっておくと良いことがいくつかあります。

どれもそれほど手間やお金がかからないことばかりですから、プラモデルを作る時の参考にしてください。

メッキパーツに手を加えてみる

モンキーのプラモデルには、ホイールやエンジンのヘッドといったパーツがあります。それらにはメッキと呼ばれる塗装が施されているのですが、本物のモンキーに比べるとプラモデルの方が光沢のある仕上がりになっています。

それが好みだという場合は、特に手を加えずにそのままにしておいても問題ありません。しかし、どうしても安っぽく感じてしまう場合は、一度すべて剥がして再塗装するのがおすすめです。やり方は簡単で、洗面器やコップなどに市販の漂白剤を入れ、そこにメッキパーツを浸しておきます。

4~5分放置しておけばきれいにメッキが剥がれるので、その後は水でしっかりと漂白剤を洗い落とせばOKです。もしもメッキが取れにくいなら、再び漂白剤に浸してタワシでこすります。そして完全に水気を取り除いたら、シルバーの塗料を塗っていきます。

少しムラになるようにしたり、薄めた黒色の塗料を吹き付けたりすると使い込んだ感じを表現できます。同様にチェーンやマフラーにも行っておけば、よりリアリティのある仕上がりになります。それでもまだ光沢が出る場合は、仕上げに艶消しのクリアを塗装しましょう。

塗装した部分が傷ついたり、紫外線に当たって色落ちしたりするのを防げるので一石二鳥です。

クリアパーツを自作する方法

どのメーカーのモンキーのプラモデルを購入するのかでも仕上がりは多少違ってきます。

そのため、わざわざパーツを自作しなくて済む場合もあるでしょう。ただ安価なプラモデルを買った場合は、実物では透明なパーツが使用されているのに、メッキや白色の部品で表現されていることが多いです。

具体的にはウインカーやライトのレンズといった部分で、ここにクリアパーツが使われていないとリアリティがなくなります。気になる場合は自作すると良いでしょう。まず、100円均一ショップなどで売られている特殊なゴム素材を用意します。

これはお湯に浸けると好きな形にできるというものです。そこにプラモデルのウインカーやライトのレンズを押し付けて、そのままぬるま湯に入れます。すると、ゴム素材が部品の形にくぼむので、今度はその部分に透明なジェルを流し込んでパーツを作ります。

この方法ならいくらでも複製ができますし、ジェルに赤の塗料を混ぜて固めれば、テールランプなどを作ることも可能です。それからカッターで余分なところを切り取って形を整えてやれば完成です。コツとしては、ジェルを流し込む時にしっかりと押し付けることです。

これは空気が入ってしまうのを防ぐために行います。固まる前に空気が入ったことに気がついたら、爪楊枝で軽くかき混ぜましょう。

ガソリンタンクの塗装をする前の準備

モンキーに限らず、多くのバイクにはガソリンを入れるタンクがついています。そして、その部分はたいてい顔が映るほど光沢のある塗装がされているのです。プラモデルでその状態にしようとすると、単に塗料を塗るだけでは再現できません。

そこでやっておきたいのが下地作りで、まずはガソリンタンクのパーツを丁寧に洗っておきます。プラモデルのパーツは金型から外す際に油を使っていることが多く、これを取り除かないまま塗装すると剥がれやすくなるからです。

洗う時にも特殊な洗剤は必要なく、食器を洗う時に使っている中性洗剤で十分です。水で洗剤を洗い流して水気を取り除いたら、次にやっておきたいのが傷の補修です。日本のメーカーのプラモデルはとてもきれいなので、一見すると気がつかないことが多いです。

そのため、サーフェイサーと呼ばれるスプレーを吹き付けます。本来塗料が剥がれにくくするために使用するものですが、わずかな凹みなども目立たせることができます。こすったような傷であれば、サンドペーパーで削ってやればたいていは消せます。

もしも大きな凹みがある場合は、パテという乾燥すると硬化する粘土で埋めて、平らになるまでサンドペーパーで削りましょう。

実際に塗装する時のコツ

傷や凹みを消すことができたら、再び洗浄してサーフェイサーを吹き付けます。その後いよいよ塗料を塗っていくのですが、ここで覚えておきたいのが鮮やかな色を使用する場合です。例えば、黒や紺色で塗装するなら気にする必要はありません。

しかし、赤や黄色、ピンクといった明るい色を使うなら、サーフェイサーを吹き付けたらさらに白色の塗料を塗りましょう。この工程を省くときれいに発色しなくなってしまいます。反対に少し明度を抑えたいなら、シルバーのサーフェイサーを吹き付けておくと良いでしょう。

塗装する時の注意点は、一回で仕上げようとしないことです。分厚く塗るとムラになりやすく、また塗料が垂れると見栄えが良くないからです。全部で3回から5回ほどに分けて塗るようにすると失敗が少ないでしょう。そして、プラモデルと塗料を吹き付けるスプレー缶の距離を一定に保ち、素早く動かします。

満遍なく塗れたら、最後に艶出しのクリア塗料を吹き付けます。乾燥後にサンドペーパーをかけると、表面が滑らかになって光沢が出せます。

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デカールの段差をなくす方法

モンキーのプラモデルには、たいていメーカーの名前やナンバープレートに使う数字のデカールが付属されています。デカールとはシールのことで、これをガソリンタンクなどに貼り付けておくことでリアリティが増します。

ただし、普通に貼るとデカールの部分だけ浮き上がってしまうため、見た目があまり良くありません。それに基本的にデカールは水で濡らして接着するため、何かにぶつけたり爪で引っ掻いたりすると剥がれてしまいます。そこで段差をなくし、デカールを保護するための工夫をしておきましょう。

一番簡単なやり方は、クリア塗料を吹き付けることです。ところが、一気に塗ってしまうとデカールが溶けてしまうことがあります。そのため、少し吹き付けて乾燥させ、また塗ってというのを何度か繰り返します。

デカールを溶かさずにクリア塗料で覆うことができたら、全体に満遍なく塗っていきます。そして、完全に乾燥したらサンドペーパーで削って表面を滑らかにし、手で触って段差を感じなくなれば完成です。この時にクリア塗料を少し厚めに塗っておくと、削りすぎてデカールを傷つけてしまうのを防げます。