幼児にプラモデルを与えるのはOK?期待できる効果と注意点

幼児期は成長が著しい時期で、このタイミングをどのように過ごさせるのかが子育てのひとつのポイントです。親として色々な選択肢を持てる中、プラモデルを活用した子育てを考える人もいるかもしれません。その場合、どういった効果が期待できるのでしょうか。

また、幼児にプラモデルを与える際の注意点はあるのか、ここで確認をしていきます。

考える能力を養う

期待できる効果の一つに挙げられるのが、自分で考える力を養うという点です。プラモデルを組み立てるにはどのパーツをどのように組み合わせなければいけないのか、頭の中でイメージを膨らませる必要があります。立体的且つ縦横や裏表なども存在しますので、適切に物体を認識する能力も求められるでしょう。

考えさせることで発想力を強化すると共に、空間把握のセンスも磨かれます。自分で考え、それを実現する能力は大人になってからでも必要不可欠ですし、幼児の内から経験をさせることで有意義な時間となるはずです。

集中力が高まる

プラモデル作りには高い集中力も必要不可欠ですが、これも子供の教育に大きな貢献をしてくれる要素と言えます。特に幼児の場合、集中力がないことを悩みに感じる親御さんも少なくないはずです。ひとつのことに神経を注ぐことができず、遊び道具にもすぐに飽きてしまうことがありますよね。

昨今では集中力がなかなか続かない子供が増えていると言われているため、余計に今後が心配になってしまうでしょう。そんな悩みへの対策にもプラモデルがうってつけです。じっくりと考えながら楽しむことで自然と集中させることができ、組み立てることの喜びも相まって、熱心に作業をしてくれる姿勢が期待ができます。

親御さんが褒めながら見守ることで、それが子供にとっての励みにもなるはずです。ただ、幼児にとってあまりにも高い集中力が必要なプラモデルでは興味を持ってくれないかもしれません。年齢的には単純に作れる物の方が適切で、難易度次第では途中で投げ出してしまうことも考えられます。

苦手意識を与えてしまうのも良くないため、幼児でも簡単に組み立てられる物を用意してあげましょう。能力の向上に合わせて段階的にハードルを高めていくことが大切ですので、その都度適した物を準備することが望ましいです。

手先が器用になる

手先を上手く使えるようにさせるための練習にもプラモデルは最適です。パーツ同士を組み合わせる際には穴の位置や突起部を上手く調整しなければいけないなど、細やかな指先の動きも求められます。また、沢山手先を使うと脳が刺激されるため、脳の発育にも効果的と言えるでしょう。

プラモデル作りは、同じ作業を連続して行う必要があることで沢山の刺激を得られ、遊びを通して幼児の成長にも大きく貢献をしてくれます。

自信と成功体験が持てる

自分に自信を持てる子供は成長力が高まりやすいと言われています。大人でも経験を通してこそ成長するものですが、それは子供にとっても同じことです。自信を持つことで色々なことに対して前向きに考えられるようになりますし、積極的に体験をする姿勢も生み出されます。

プラモデル作りもそんな自信に溢れる子供の精神を育むために役立ちます。そして、完成というゴールを目指し取り組むことで、自分で達成することの喜びも体験することができるでしょう。やればできるという経験は幼児にとって行動力の源にもなってくれて、前向きな思考が養われるはずです。

自信を生み出すには小さなことからコツコツと努力をすることも必要であり、地道なプロセスを経るプラモデルはまさに最適と言えるでしょう。どんどん成功体験を積み重ねられるよう、親御さんも少しずつ高いハードルを課すなど、成長に合わせてプラモデルを用意してあげるとより効果的です。

コミュニケーションを通して協調性を育む

親子で一緒になってプラモデル作りをすることで、コミュニケーションの時間を持てるのもメリットです。精神的な触れ合いは幼児の成長に欠かせない刺激であり、今後の人格形成にも多大な影響を与えると言われています。

コミュニケーションの図り方は沢山ありますが、子供が楽しみやすいプラモデルを活用すれば、それが潤滑油にもなってくれるのではないでしょうか。沢山のコミュニケーションを大事にしながら組み立てを行うことで、幼児の協調性も育みやすくなります。

人との関わり合い方が上手くできるかどうかはこれからもずっと必要になる能力でもあるため、幼児の内からしっかりと養っておくことが大切です。

初心者がプラモデルの飛行機を作る時に注意すべきこと

誤飲に注意が必要

幼児にプラモデルを与える際の注意点もあります。一つは誤飲をさせないようにすることです。小さいお子さんの場合は口に入れてはいけないことがまだ分からず、うっかり飲み込んでしまうようなケースもあります。例えしっかりと言い聞かせてもそれを守れるとは言い切れませんから、親御さんが近くで気を配ってあげるようにしましょう。

基本的には口に入るようなサイズの物は選ばないことが大切ですが、プラモデルによっては細かいパーツを使うこともあります。その場合は大人が安全を確認しながら楽しむのはもちろん、子供一人だけで遊ばせないようにするといった心掛けが大切です。

思わぬ行動によるケガに注意

ケガにも十分に注意をした方が良いでしょう。パーツに付いたバリや鋭利な部分がある時の扱い方など、大人が目を光らせておく必要があります。また、幼児は思わぬアクションを起こすこともあるため、油断をしないように気を付けたいところです。

例えば、突然物を投げたり叩きつけたりなど前触れもなく、そんな行動を起こすことも少なくありません。子供自身が危ないだけでなく、周りの人がケガを負ってしまう恐れもありますので、十分に気を付けながら楽しむようにしましょう。

なお、子供に合わないと感じる場合は無理に与えないことも大切です。適切に楽しんでくれる分にはプラモデル作りは幼児にとって有意義な時間となってくれますが、嫌がっているのに無理にやらせても苦手意識がついてしまいます。

扱いを誤ってしまうと予想だにしないトラブルに繋がってしまう可能性もゼロではありません。こうした危険はプラモデルだけに限ったことではないものの、その辺りの見極めを適切に行うのが親の役割です。安全に楽しめそうな年齢になってから与えても遅くはありませんので、時期を見ながら判断を下すのが良いと言えます。